たまにとどく手紙
大親友様、終わった連載、滅亡しないでほしいものについて
永井玲衣
2023.09.16
読者限定

関心があるひとだけに届けばいいのだが、SNSとなるとまちの掲示板に貼り紙をしっぱなしみたいになって落ち着かなく、それであれば郵便箱に直接投げ込めるような手紙のかたちにしたらいいじゃないと思った。思ってから9ヶ月経った。そして9月だ。
もっと気軽に文章を書きたいのだが、いろいろな仕事を抱えているので「おい、こんなことしている暇があったら(怒)」と関係者に思われるのがおそろしく、書くことができない。そうすると筆すべりがわるくなって、もっと書けなくなる。悪循環だ。さっきからなぜか、クーラーから水がぽたぽた落ちてきてこわい。だが、書けないほうがもっとこわい。